第8次農畜産賠償は5億8845万円

 JA山形中央会などの29日発表によると、福島第1原子力発電所の事故による風評被害を巡って東京電力に求める第8次の農畜産物損害賠償の請求額は計5億8845万円で、31日に東電に請求するそうです。

 請求対象期間は昨年7月8日から今年4月30日で、JA12団体とJA以外の1団体の延べ258人分となります。内訳は、販売価格の下落や販売が遅れた事によるコスト増加分など、牛肉関係5億8802万円と、販売価格の下落による子牛関係43万円。
 JA山形中央会によると、米関係はこれまでの計339万円で請求を終えましたが、まだ支払いは受けていないそうです。堆肥(たいひ)関係は今回は請求対象に入っていないませんが、今後請求が出る可能性があるということです。

 次回は、昨年7月8日から今年5月31日を対象期間とし、6月29日に請求する予定です。1〜7次請求までで56億9700万円を請求し、それに対して36億1400万円の支払いがありました。31日にも6億2500万円が支払われる予定となっています。

 風評被害は中々収束する様子がありません。少なくとも市場に出回っている物は安全なのだと、もっと積極的に行政側がアピールしなければいけないと思うのですが、残念ながら行政が消費者からすっかり信用を無くしているの現状では逆効果になりかねません。結果風評被害は収まらず、生産者からの信頼も失う悪循環です。