非公認の羽田国交相、後援会は全面支援

 引退を表明した民主党の羽田孜元首相の長男で、党本部が公認しない方針を示している羽田雄一郎国土交通大臣(参院長野選挙区)について、羽田孜元首相らの後援会「千曲会」は19日、元首相の後継として羽田国交相を推し、たとえ無所属で出馬した場合も全面的に支援する方針を決定しました。

 民主党は内規によって、国会議員の配偶者や3親等以内の親族が同一選挙区から立候補することを禁止しています。また、衆院選の争点として国会議員の世襲禁止を掲げており、野田首相も19日に訪問先のカンボジアで記者団に対し「脱世襲の政治はしっかり例外なく推進する」と強調しています。

 羽田雄一郎は、1999年10月の参議院長野県選挙区補欠選挙に、父親である羽田孜が所属する民主党公認で出馬し、自由民主党の深沢賢一郎らを破り初当選。その後2期連続で当選し、2010年7月、民主党参議院国会対策委員長に就任。2012年6月4日に発足した野田第2次改造内閣において、国土交通大臣に就任していました。

 今度の選挙で世襲が争点になるのかどうか、それ自体が大いに疑問ではあります。支持率の推移を見ても、原子力の問題さえ大きな争点にならないようです。そもそも世襲が駄目というなら、どうして野田総理は羽田氏を国土交通大臣に指名したのか、矛盾を感じます。