イギリス医師グループが懸念

 イギリスの医師グループは「肥満問題に直面しているイギリスに誤ったメッセージを送る可能性がある」として、マクドナルドがロンドン・オリンピックの公式スポンサーのひとつになっている事に懸念を示しています。

 ファストフード業界の巨人であるマクドナルドは、既にある3店舗に加え、間もなくオリンピック・パーク内に世界最大の支店をオープンさせる事になっています。その支店は2階建ての大聖堂のようなレストランで、1500席という大規模店舗です。

 しかし、王立医科大学のスポークスマン、テレンス・スティーブンソン氏は「最高の運動競技が競われるイベントが、肥満問題と不健康な習慣にくみする企業によってスポンサードされるのは非常に悲しいことだ」と話しています。

 なにしろ選手村の中にある店舗も含めて、ロンドンオリンピック組織委によって公認されている唯一のレストランがマクドナルド。また、コカ・コーラはロンドン・オリンピックで唯一認められたノン・アルコール飲料で、公式ビールはハイネケン。スポーツの祭典の公認レストランがマクドナルドで、ノン・アルコール飲料がコカ・コーラでは、確かに健康問題が気になります。

 医師グループはイギリス政府に対して、オリンピック期間中、マクドナルド、コカ・コーラ、およびハイネケンの広告を規制するように求めていますが、3社はロンドン・オリンピックの重要なスポンサーであり、実現する可能性は低いと見られています。