トヨタ、燃料電池車を12月から量産

 トヨタ自動車は、水素を燃料として走行する燃料電池車の量産を12月半ばにも始めるそうです。さらに、当初2015年ごろとしていた市販を、2014年内に前倒しすることも検討するとしています。

 価格は1台800万円程度になるとみられ、愛知県豊田市の元町工場で月産数十台程度の規模で生産する計画です。また、2020年代には価格を300万~500万円程度に下げて販売台数を増やし、生産規模も年数万台程度に拡大する方針だということです。

 800万円は高いですね。高級車でもないセダンタイプに800万円を出すのは、物好きな富裕層だけでしょう。例え300万円でも、庶民なら二の足を踏む値段です。何より問題なのは、燃料となる水素を補充する水素ステーションの整備が進んでいないことです。車があっても、燃料の補給が出来ないのでは使いようがありません。2014年に前倒しというのは、早すぎる気がします。

 それにエコカーと言いますが、燃料の水素を作るのに化石燃料を消費するのでは、どこまでエコと言えるのか。これは電気自動車でも同じ事が言えます。

トヨタ、世界一奪還

 2012年の世界販売台数で、日本のトヨタ自動車がアメリカのゼネラル・モーターズとドイツのフォルクスワーゲンを抜き、2年ぶりに世界一に返り咲くことが確実となりました。

 ゼネラル・モーターズが14日に発表した2012年の販売台数は、前年比2.9%増の929万台。フォルクスワーゲンのグループ販売台数は、11.2%増の907万台となり、それぞれ過去最高を記録。これに対し、トヨタ自動車は東日本大震災やタイの洪水で大幅減産を強いられた2011年の反動増に加え、北米、アジア市場での販売が好調で、ダイハツ工業、日野自動車を含む販売台数を、22.0%増の970万台と、こちらも過去最高を見込んでおり、2010年以来の首位奪回となります。

 上位3社はいずれも900万台を超えて過去最高を記録しており、自動車大手の販売競争は今後も激化しそうです。それにしてもトヨタ、東日本大震災とタイ大洪水からもあっという間に回復、世界一奪還とは驚きます。