またすき家で強盗

 13日午前3時55分頃、神奈川県平塚市平塚の牛丼チェーン「すき家平塚店」で、客を装った男がカウンターにいた男性店長(26)に包丁をちらつかせ、「金を出せ」と脅す事件がありましたが、店長が調理室に逃げ込むと、男は何もとらずに走って逃げたそうです。

 またしても「すき家」です。すき家では夜間の一人勤務が多く、しかも店内に多額の現金を保管、レジを出入り口付近に設置するなど狙われやすい構造になっているため、2009年頃から強盗が続発するようになりました。2011年には、同年1月から11月までに全国の牛丼チェーンで起きた強盗・強盗未遂事件88件のうち、すき家の被害が約9割を占めるなど、日本一強盗に狙われやすい飲食チェーンとして名を馳せました。

 警察庁は2010年11月に防犯体制強化の要請を口頭で行い、その後各都道府県警も全国の店舗に防犯指導を行いましたが、再三の指導にもかかわらずほとんどの店舗で改善が見られず、2011年10月12日にすき家の防犯責任者を警察庁に呼んで正式な文章で防犯体制の強化を要請していましたが、未だに一人勤務態勢が完全には解消出来ていないようです。

 「すき家」を運営する「ゼンショー」は昨年10月、今年3月末までに夜間勤務を複数人にする方針を発表しているものの、同社広報室は「一部店舗では新しいスタッフを採用できていないため、1人勤務が続いている。3月末までに実現する」としています。