笠原元投手に有罪判決

 野球賭博にかかわったとして、逮捕・起訴されていた元巨人の笠原将生被告(25)の判決が5日に東京地裁であり、懲役1年2月、執行猶予4年(求刑懲役1年2月)の判決が言い渡されました。

 笠原元投手は自身が賭博に参加するだけで無く、他の選手と胴元との仲介を務めるなど積極的に賭博に参加し、賭博開帳図利ほう助と常習賭博の罪に問われていました。

 細谷泰暢裁判官は「現役選手でありながら、プロ野球を対象とした野球賭博を常習的に繰り返し、チームメートの仲介も積極的に行った」と指摘、「プロ野球への信頼を失墜させる一因になった」と述べました。しかし、事実を認めて捜査に協力している事、球界から事実上の永久追放処分である無期失格処分とされ社会的制裁を受けた事などから、執行猶予が相当としました。

 胴元の飲食店従業員斉藤聡被告(38)は、賭博開帳図利罪で懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)としました。

 前代未聞の現役プロ野球選手による野球賭博への参加に、司法の判断が下りました。執行猶予つきの有罪判決、まあ当然の結果でしょう。

生活保護費着服

 大阪府警捜査2課と河内長野署は21日夜、4百数十万円を着服したとして、同市まちづくり推進室主査で大阪府富田林市高辺台の宮本昌浩容疑者(43)を業務上横領容疑で逮捕しました。

 この事件、府の河内長野市で生活保護費で使途不明金約2億6600万円が発生、内部犯行との見方が強まっていたもので、宮本容疑者は生活保護業務を所管する生活福祉課で保護費の出入金などを担当していた2010年5月中旬から同年11月上旬までに十数回、保護費を管理する同課課長名義の口座から、計4百数十万円を庁舎内の現金自動預け払い機(ATM)で引き出して着服したということです。

 着服総額は「考えて整理しないと分からない」と言っているそうで、日常的に着服していたので本人にも判らなくなっているようです。宮本容疑者は調べに容疑を認め、「株など金融商品の購入のほか、預貯金に充てたり自宅で保管したりしていた」などと供述しており、自宅からは数千万円がかばんやビニール袋に入れられた状態で見つかったそうです。

 宮本容疑者は1993年4月に採用され、仕事熱心との評判だったとか。真面目な人だったんでしょうが、大金と接する機会があって誘惑に負けたのでしょうか?。

第8次農畜産賠償は5億8845万円

 JA山形中央会などの29日発表によると、福島第1原子力発電所の事故による風評被害を巡って東京電力に求める第8次の農畜産物損害賠償の請求額は計5億8845万円で、31日に東電に請求するそうです。

 請求対象期間は昨年7月8日から今年4月30日で、JA12団体とJA以外の1団体の延べ258人分となります。内訳は、販売価格の下落や販売が遅れた事によるコスト増加分など、牛肉関係5億8802万円と、販売価格の下落による子牛関係43万円。
 JA山形中央会によると、米関係はこれまでの計339万円で請求を終えましたが、まだ支払いは受けていないそうです。堆肥(たいひ)関係は今回は請求対象に入っていないませんが、今後請求が出る可能性があるということです。

 次回は、昨年7月8日から今年5月31日を対象期間とし、6月29日に請求する予定です。1〜7次請求までで56億9700万円を請求し、それに対して36億1400万円の支払いがありました。31日にも6億2500万円が支払われる予定となっています。

 風評被害は中々収束する様子がありません。少なくとも市場に出回っている物は安全なのだと、もっと積極的に行政側がアピールしなければいけないと思うのですが、残念ながら行政が消費者からすっかり信用を無くしているの現状では逆効果になりかねません。結果風評被害は収まらず、生産者からの信頼も失う悪循環です。