女子生徒、中学卒業へ

 朝霞市教育委員会の30日発表によると、同市で2014年3月に行方不明になった当時中学1年の女子生徒(15)が保護された事件で、女子生徒が通っていた市立中学を31日で卒業するそうです。

 2014年3月に「両親が離婚する、弁護士の所に案内する」と騙されて、千葉のマンションに監禁されていた女子生徒です。自力で脱出し、2年ぶりに自由の身となりましたが、本来なら既に卒業しているはずながら当然授業は受けていません。

 市教委によると、中学卒業の可否は校長が裁量で決めることができると言うことで、女子生徒側から卒業したい意向が示され、認定を決めたそうです。

 問題は卒業に必要な学力があるのかと、これからどうするか。高校入試はとっくに終わっていますし、1年浪人する形で中学の課程を勉強して来年受験する形になるのでしょうか?。それ以前に、精神的なショックが大きいでしょうから、そちらのリハビリが必要かもしれません。とにかく、1日も早く社会復帰出来ることを祈るばかりです。

民主党、歴史的な大敗

 16日に投開票が行われた第46回衆議院選挙は自民党が圧倒的勝利を収め、過半数(241)を大きく上回る294議席を獲得しました。一方の民主党は公示前の230議席の約1/4となる57議席と、歴史的な大敗を喫しました。そもそも民主党、前回の集銀選挙では300を超える議席を獲得しながら、その後離脱が相次ぎ公示前には単独過半数を割り込み、そして選挙で大敗とじり貧状態です。

 また小沢一郎が合流した日本未来の党も、公示前の61議席の1/6以下となる9議席と、党の存続が危ぶまれるほどの敗北となっています。
 注目された日本維新の会は、公示前の11から54と大きく躍進したものの、殆どが関西方面での議席で、全国的な支持は得られていません。

 民主党はただ負けただけでなく、現行憲法下では最多となる8閣僚が落選しています。とくに、初めて現役の官房長官が落選するなど、数以上の負けっぷりです。なにせこの官房長官、世界中が北朝鮮のミサイル発射を阻止しようとしているときに「(選挙活動が出来ないから)とっとと打ち上げて欲しい」と言ったのですから、落選も当然。

 そして、選挙直前に大学の新設問題で一悶着を起こした政界のトラブルメーカー、田中眞紀子文部科学大臣も落選しています。

非公認の羽田国交相、後援会は全面支援

 引退を表明した民主党の羽田孜元首相の長男で、党本部が公認しない方針を示している羽田雄一郎国土交通大臣(参院長野選挙区)について、羽田孜元首相らの後援会「千曲会」は19日、元首相の後継として羽田国交相を推し、たとえ無所属で出馬した場合も全面的に支援する方針を決定しました。

 民主党は内規によって、国会議員の配偶者や3親等以内の親族が同一選挙区から立候補することを禁止しています。また、衆院選の争点として国会議員の世襲禁止を掲げており、野田首相も19日に訪問先のカンボジアで記者団に対し「脱世襲の政治はしっかり例外なく推進する」と強調しています。

 羽田雄一郎は、1999年10月の参議院長野県選挙区補欠選挙に、父親である羽田孜が所属する民主党公認で出馬し、自由民主党の深沢賢一郎らを破り初当選。その後2期連続で当選し、2010年7月、民主党参議院国会対策委員長に就任。2012年6月4日に発足した野田第2次改造内閣において、国土交通大臣に就任していました。

 今度の選挙で世襲が争点になるのかどうか、それ自体が大いに疑問ではあります。支持率の推移を見ても、原子力の問題さえ大きな争点にならないようです。そもそも世襲が駄目というなら、どうして野田総理は羽田氏を国土交通大臣に指名したのか、矛盾を感じます。