ブラジルで豚インフルエンザの死者1000人超

 ブラジル保健相の22日発表によると、同国で今年に入ってから豚インフルエンザ「H1N1」型の流行が拡大し、1月からの死者数が1000人を超えたそうです。

 ブラジルでは2009年にも豚インフルエンザが流行して2060人が死亡しており、死者数はそれに次ぐ数字になっています。

 ウイルスへの感染は、ブラジルのほぼ全域で確認されていますが、南東部に集中しており、特にサンパウロでは2197人が感染し、434人が死亡していると言う事です。

 人から人への感染は起きていないようですが、死者が2000人を超えるというのはただ事ではありません。しかも、ブラジルではリオデジャネイロ・オリンピック開催まで40日しかないのです。そのリオデジャネイロでも、150人の感染と44人の死亡が確認されています。

 ジカ熱の問題がクローズアップされていますが、豚インフルエンザも深刻な問題です。もし人から人への感染が始まれば、あっという間に世界中に広がってしまうでしょう。

富士重工業、SUBARUへ

 富士重工業は2017年4月から、社名(商号)をブランド名の「SUBARU(スバル)」に変更する事になりました。

 富士重工業は、戦前の航空機メーカー「中島飛行機」がその前身です。中島飛行機は軍用機および航空用エンジン開発を行い、九七式戦闘機、一式戦闘機「隼」、二式戦闘機「鍾馗」、四式戦闘機「疾風」を開発。零戦や紫電改のエンジンも中島飛行機が開発していました。
 しかし戦後、軍需産業としてGHQに解体され、12社に分割されました。このうち5社が再編して1953年に誕生したのが富士重工業でしたが、戦後日本は航空機の製造が禁止されていたため、自動車メーカーに転進し、現在に至ります。

 元々が航空機メーカーであったため、戦闘機の開発をしていた技術者が自動車を設計。軽飛行機に用いられていた水平対向エンジンを自動車に採用し、走行安定性の高さとハンドリングの良さから、日本で「スバリスト」、アメリカでは「スービー(Subie)」と呼ばれる熱烈なファンを持ちます。

 2017年3月期は、北米販売台数を8期連続の過去最高、世界販売台数を5期連続の過去最高と見込むなど絶好調の富士重工ですが、事業は自動車以外にも航空宇宙部門や産業機器部門、環境技術部門などもあります。ただし、売り上げの8~9割が自動車部門であり、「富士重工業=スバル」と言って過言ではありません。

 そんな状況もあって、ブランド名を社名にして社名の浸透、ブランドイメージの向上に繋げたいのでしょう。同じようなケースでは、松下電器がパナソニックに社名変更したケースがあります。