イギリス医師グループが懸念

 イギリスの医師グループは「肥満問題に直面しているイギリスに誤ったメッセージを送る可能性がある」として、マクドナルドがロンドン・オリンピックの公式スポンサーのひとつになっている事に懸念を示しています。

 ファストフード業界の巨人であるマクドナルドは、既にある3店舗に加え、間もなくオリンピック・パーク内に世界最大の支店をオープンさせる事になっています。その支店は2階建ての大聖堂のようなレストランで、1500席という大規模店舗です。

 しかし、王立医科大学のスポークスマン、テレンス・スティーブンソン氏は「最高の運動競技が競われるイベントが、肥満問題と不健康な習慣にくみする企業によってスポンサードされるのは非常に悲しいことだ」と話しています。

 なにしろ選手村の中にある店舗も含めて、ロンドンオリンピック組織委によって公認されている唯一のレストランがマクドナルド。また、コカ・コーラはロンドン・オリンピックで唯一認められたノン・アルコール飲料で、公式ビールはハイネケン。スポーツの祭典の公認レストランがマクドナルドで、ノン・アルコール飲料がコカ・コーラでは、確かに健康問題が気になります。

 医師グループはイギリス政府に対して、オリンピック期間中、マクドナルド、コカ・コーラ、およびハイネケンの広告を規制するように求めていますが、3社はロンドン・オリンピックの重要なスポンサーであり、実現する可能性は低いと見られています。

 

12年間で体育授業や部活の生徒470人死亡

 文部科学省の有識者会議が4日にとりまとめた報告書によると、独立行政法人「日本スポーツ振興センター」が災害共済給付として支払った死亡・障害見舞金の実績を分析した結果、1998年から2009年度の12年間で、学校の体育の授業や部活動で生徒が死亡する事故が470件起きていたことが分かったそうです。

 報告書によると、死亡・重度の障害事故の件数は2000年度の78件をピークに減少傾向となり、2009年度は23件となっています。理由について報告書は、健康診断で心電図検査が導入され、突然死を未然に防いだことなどを挙げています。

 男女別で見ると、男子は83%で、女子が17%。学校種別では、小学校60件(10%)、中学校188件(32%)、高校342件(58%)。中学・高校は、部活動中の事故が6割を占めたと言うことですが、やはり男子が圧倒的に多いですね。そういえば、柔道部の練習中に死亡した男子生徒の親が学校を提訴したりとか、そんな話を新聞で読んだ記憶があります。